国際交流や豊富なアクティビティで「旅育」も叶う!―クラブメッド・北海道サホロ③

クラブメッド北海道サホロ

オールインクルーシブ滞在型のリゾート施設「クラブメッド・北海道 サホロ」。ママにとってその魅力は、多彩なアクティビティやキッズプログラムのみに留まりません。

多国籍のG.Oとの交流や非日常的なエンターテインメントへの参加、食や地理、多様な文化を知る体験などを通して、今話題の「旅育(※)」につなげることができます。

今回は1回目、2回目の記事でお伝えしきれなかった、クラブメッドでできる「旅育」ポイントをご紹介したいと思います。

【これまでの記事はこちら】
子どもだけではなく大人も楽しめる冬の旅♡―クラブメッド・北海道 サホロ①
子どもの雪遊び&スキーデビューにオススメ!―クラブメッド・北海道 サホロ②

旅育①:国際色豊かなG.Oとのコミュニケーション

キッズプログラムやスキー&スノーボードレッスンのみならず、レセプショニストやレストラン&バーのウェイターなど、滞在をサポートしてくれるG.Oとの交流は、旅育の最たるものです。

世界各国から集まったG.Oとの会話は、主に英語と日本語。英語が分からない3歳児にも、すれ違う旅に全てのG.Oが声をかけてくれるので、自然と英語に触れ合う機会を持つことができます。

また食事をしていると、G.Oが「一緒にいい?」と入ってきてくれることも。聞くと、G.Oとゲスト、あるいはゲスト同士が一緒に食事をするのは、よくある光景なのだとか。

英語と日本語が入れ混じった自然な会話を楽しむことや、それによってG.Oの出身地の文化を知ることは、立派な異文化&国際交流体験。幼い頃から世界の広さや多様性、そこでのコミュニケーション手法を知るきっかけになります。

クラブメッド北海道サホロ

レストランで毎回声をかけてくれたG.O。写真の通り、最初は緊張していた息子も、最終日には自らハイタッチするようになりました

クラブメッド北海道サホロ

「何を作っているの?」と、多国籍なG.O達とのカウンター越しの会話も自然に生まれます


旅育②:G.Oによるナイトショー&パーティー

また、毎晩行われる夜のエンターテイメントを担当するのもG.Oの皆さん。

日中のユニフォームから衣装やメイクを着替え、日変わりのプログラムを上演してくれます。

エンタテイメントと言えば、テーマパークのキャラクターショーやアニメの映画しか経験のない息子にとって、ライブやサーカスさながらのショー鑑賞はとてもエキサイティングだったようで、帰宅後、お留守番をしていたパパに、この体験を自慢気に話していました。

クラブメッド北海道サホロ

歌にダンスに曲芸に、G.Oの多才ぶりに驚嘆するしかありません。衣装も全て自分たちの手作りなのだとか!

クラブメッド北海道サホロ

ステージに上げてもらうというスペシャルな体験をさせていただいた息子。終始硬直していましたが、良い思い出になりました


旅育③:レストランで北海道や世界の食に触れる

クラブメッドでできる旅育は、国際交流やエンタテインメントの経験だけではありません。旅のお楽しみの一つ、食事を堪能しつつ、北海道の食文化に触れることもできます。

レストランは、ビュッフェレストランの「DAICHI」と、鍋料理専門の「MINA MINA」の2つ。

長期滞在する人が多いだけあって、朝食、ランチ、遅いランチ、ディナーがいただけるメインレストランの「DAICHI」には、日替わりメニューがずらり。和食、フレンチ、イタリアン、エスニック、中華まで、様々なジャンルのお料理が並びます。中には子どもが初めて食すものも!

クラブメッド北海道サホロ

「宿泊客がもっとゆったり食事を楽しめるように」と、拡大リニューアルしたメインレストラン「DAICHI」

クラブメッド北海道サホロ

ランチメニューの一部。ここでも多国籍なG.Oが美しく盛り付けてくれます。焼きたてパンにチーズ、デザートも充実!

クラブメッド北海道サホロ

レストランには離乳食コーナーもあるので、小さい子どもと一緒でも安心して滞在できます

クラブメッド北海道サホロ

息子が一番気に入ったのはお寿司。職人さんが目の前で握ってくれるライブパフォーマンスも贅沢♪

また、レストラン内には「ライブクッキングステーション」が設置されており、現地の食材に精通したシェフとのコミュニケーションを楽しむことができます。

もう一つのスペシャリティレストラン「MINA MINA」では、北海道ならではの鍋料理や海鮮料理がいただけます。その地の食材を前に、旅先の土地柄を知るのも旅育の一つ。滞在時は定休日だったため、残念ながら食事をすることは叶いませんでしたが、こちらのレストランでも、好きなだけ好みの食材をいただくことができるようです。

クラブメッド北海道サホロ

北海道産の魚介たっぷりの海鮮鍋がいただけるMINA MINA。※写真はクラブメッド・北海道 サホロ提供


旅育④:旅先の歴史や文化、地理を知る

またクラブメッドには、北海道の先住民族アイヌの文化に触れられるプログラムもあり、歴史や文化を知ることができます。

それ以外にも、ホテルから空港へ向かう車内でキツネを見たときには、キツネやエゾリスが北国に住む動物であることを、飛行機の中から区画整理された帯広の田んぼを見たときには、それにより農業がしやすくなることを話すなど、(まだ3才なので、どれだけ分かっているかは分かりませんが)日常にはない会話が生まれました。帰宅後に、手持ちの絵本で北海道の位置を教えると、さっそくそれも自分の知識にしたようです。

クラブメッド北海道サホロ

どうして北海道には雪が降るの? どうして自分が住んでいる場所には降らないの? という素朴な疑問も生まれたよう

北海道サホロ

空から見る冬の帯広も絶景。親である自分も感動するような体験や子どもに聞かれて調べ、新たに知ることもたくさんある旅でした

オールインクルーシブで叶う「クラブメッド・北海道 サホロ」の旅。

親子で一緒に過ごす時間と個々で過ごす時間を持ち、親も子も非日常の体験を得ることで、子どもの幅がひと回りもふた回りも広がるのかもしれない。

そして、旅先で「ママ」という役割から離れて「私」に戻る時間が、リフレッシュしたり、単にアクティビティを楽しんだりするだけではなく、自分の興味や価値観を見つめ直す、「ママの旅育」にもなるのかもしれない。

そんな風に思います。

次にクラブメッドを訪れた時には、心置きなくキッズクラブに子どもを預け、自分もアクティビティを満喫しようかな♪

(※)
“旅によって得られる知識や興味・価値観の広がり、共感力を人の成長に役立てようとするもので、「⑴旅先での異文化・非日常体験、⑵家族・友人との共通体験、⑶職業教育・郷土教育・地理歴史教育・国際文化教育など旅を素材とした教育」の3つの要素をすべて満たしたもの”( 「日本国際観光学会論文集(第20号) “ 旅育 ” の現状と定義を考える」より引用・編集)

 

著者プロフィール
橋本由布子(はしもとゆふこ)
雑誌やWebメディアを中心に編集やライティングを行う。4才男の子のママ。「ハッピーであることが最高のおしゃれ」をモットーに、自分にとって心地よい暮らしを心掛けている。趣味は旅行と占い。

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