ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
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田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
9 4な絆創膏を貼り付けているが、いつもより元気よく遊んでいる。その姿を見て安心したが、嫁を見ると明らかに落ち込んでいる。これは元気付けなければと思い、「あれだけ走り回ってるんだったら、大丈夫やな!」 と言うと、「元気はあるみたいだけど……キズが残るかも……ごめんね」 と嫁。これはマズイ。本格的に落ち込んでいる。慌てて、「男やから大丈夫やって!」 と言うと、「大丈夫? 顔がキズだらけのジャニーズの人いる?」 嫁は落ち込み過ぎて訳の分からんことまで言い出している。「いやいや、ちょっと縫っただけでキズだらけはないでしょ! 大丈夫だって!」「絆創膏を剥がして見ても大丈夫って言えるかな?」 と嫁。もはや落ち込んでる人の台詞ではない。悪党が秘密兵器を出す前の台詞だ。ネガティブな時の嫁は面倒だ。早くあの決めておいた台詞を言おうと、次男を捕まえ絆創膏を剥がして傷を見た。傷は二、三センチで予想より小さい。安心して、「大したことないやん!」