ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ

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概要

田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ

9 28月5日 仕事の合間に携帯をチェックしてみると、嫁からの着信が三、四回残っていた。メールも入っていた。何か嫌な予感がしながらメールを開くと、次男がケガをして病院に向かうという内容だった。慌てて嫁に連絡をしたら、「ごめんなさい」 と僕の「もしもし」より先に、嫁が言ってきた。聞くと、嫁がベランダで洗濯物を干している時に窓越しの室内で長男と次男を遊ばせていたら、次男の泣き声がしたので見てみると血だらけになっていたそうだ。長男が言うには、次男がこけて窓の木枠におでこをぶつけて切れたらしい。そして、今はお医者さんが次男のおでこを縫ってくれている最中で、嫁と長男は診察室の外で待たされている状況らしい。僕が質問するたびに嫁はごめんと言ってから質問に答えていたので、責任を感じているんだろうなと思い、「小さい時の傷って、目立たなくなるから大丈夫」「ケガで済んでよかったやん!」盆踊りで汗だくの長男