ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
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田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
8 2次の日 朝から子どもの泣き声で起きた。熱でグズっている次男だと思ったら、長男の泣き声だ。幼稚園の年長になってから滅多に見ない位の大泣きである。ベッドには次男と嫁の姿がない。どうにか長男からワケを聞きだすと、嫁が抱っこをしてリビングに連れて行ってくれなかったことが理由みたいだ。普段は目が覚めたら勝手に一人でリビングに行くのに……。 少し考えると、次男が熱をだしてみんなが大変な状況で色々なことを我慢していたストレスが長男の大泣きの理由だと何となくわかった。僕はリビングに行き、嫁に「次男は見とくからベッドに行ってあげて!」と言うと、嫁も理解したらしく次男を僕に渡して寝室に行った。 しばらくすると、「この子は、抱っこじゃないと来れないんだって!!」と辱はずかしめの紹介をされながら、嫁に抱えられて長男がリビングに入って来た。だけど、長男は嫁の一言にテレながら、みんなにかまわれていることが嬉しそうに見えた。 そんな長男を田村家総出で幼稚園に送り終え、嫁が次男のおしめを替えている時に、「ちょっと、見て!」