ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
- ページ
- 82/176
このページは 田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ の電子ブックに掲載されている82ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ の電子ブックに掲載されている82ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
8 0なんだか、昨日の自分が恥ずかしくなった。6月○日「おとーさん! ちょっと来て!」 長男が高いテンションで言った。リビングでくつろぎ中だった僕は、「用事がある人が来なさーい!!」「ホントにちょっと来て!」 長男の「ホントに」が出た時は、断っても「ホントに」が断った数だけ増えていくので諦めて長男の所に行った。 見ると、虫かごの中でカブトムシが動いていた。去年嫁の実家で捕まえたカブトムシが卵を産み、その卵を長男と嫁が世話をしていたのが、ついに成虫になったのだ。長男は感動している。僕も小さな頃からカブトムシを飼っていたけど、自分で孵化させたことがなかったので感心していたら、嫁がやって来て、「なんで、おとーさんに先に見せるの!」 と長男に大人げなく怒っている。嫁の言い分としては、僕はカブトムシの世話を全然手伝