ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
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田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
7 7 いたちごっこ 慣れって凄いですね。田村家の親、二人共が子育てに慣れてきてるんです。もちろん相変わらず子育ては大変なのですが、大変なことに慣れてきていてそれが普通になっているのです。長男は、服を汚したり、怪我をしたり、木の枝、ダンゴ虫、ドングリ、蝉のぬけがら等、余計なものを家に持って帰ってくることが当たり前。次男は、食べる時に食卓を汚したり、何でも口に入れたり、ソファ、壁、僕にペンで落書きしたり、眠っている僕に乗っかってくるのが当たり前。こんな生活を送っていると、子どものことでビックリしたり慌てたりすることが減った気がします。長男が小さくて汗疹がよくできていた時には皮膚科の病院に何度も通ったのですが、今は次男に汗疹が出来ても、嫁も僕も「あー、あれ塗ってたら治るでしょ」的な感じです。しかも、それで治るんです。慣れと言うか経験と言うかはわからないですが、親も成長していることを感じます。しかし、成長した僕を慌てさせることが起こりました。 近くの公園へおチビ二人を連れて行った時のこと。珍しく次男が大人しく遊んでいるので、近づいて見たら口を動かしながら満面の笑みで僕を見た。明らかに次男は口に何かをふくんでいる。でも、僕はそこまで慌てなかった。なぜなら次男のいる場所に、煙草の吸殻やペットボトルの蓋や危険そうなものが落ちていないか前もって確認していたからだ。