ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ

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概要

田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ

6 3  安全問題た。いつもなら、長男が泣いて終わるか文句を言って終わるのだが……。相当大切にしてた本だったのであろう、泣きながら長男が次男の頭をバチーン! それをみた嫁が長男の頭をバチーン! 躊躇のない電光石火の嫁の行動に、我が嫁ながらあっぱれだ! と感心していたら、「僕だけ叩かれるのはおかしい。僕だけが悪いの?」 と、嫁の行動に納得してない長男が泣きながら嫁に聞いた。「人が大事にしてる本を破いたのも悪い。だからって、自分より弱い赤ちゃんを叩いたのはもっと悪い。だから、二人とも悪い」 と嫁。よくとっさに素晴らしい大岡裁きが出来るもんだなと感心していたら、「あ、二人じゃない。テレビを見てて、破くのを止められなかったお父さんも悪い。だから、三人だよ」 と付け加えた嫁の裁きはより完璧なものになった。2月8日 ついに、三、四歩だが次男が歩いた。ヨチヨチ歩きにすらなっていないが、やっぱり感動する。弟が歩ける様になったことを自分のことの様に喜ぶ長男を見て、さらに感動する。