ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
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田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
5 9 長男の才能 僕の実家に帰省した時、長男がいつも遊ぶ子どもがいる。その子は僕の幼なじみの息子で、長男と同じ日に生まれた。同じ生年月日だと気が合うのか、実家に着くとすぐに僕の手をひっぱって、その子の家の前まで行く。 ただ、ここからが面倒だ。一年ぶりに会うので、照れてその子の家のチャイムが押せないのだ。窓の中を覗き込んで様子を見ている。そして最後には、わざと咳き込んで、家の中の人に気づいてもらおうという行動に出たのだ。これにはさすがにびっくりした。まさか、息子がこんなコントの様なことをするとは思ってもみなかった。ただ、当の本人はまだ咳き込んでいる。僕にはわざとだと思われたくないのか、「なんだか咳が止まらない」 と言う。咳き込み続けている息子の姿を見かねた僕はその子の家のチャイムを押した。と同時に、息子の咳も止まった。よりコントである。本人が本気でやっているのが面白くもあり、ウチの子の今後が心配にもなった。 今回は長男の話ばかりになりましたが、もうすぐ十ヵ月になる次男もすくすく成長して実家の犬の毛をむしり取って、犬から嫌われ出しています。