ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
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田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
4 6 僕は田村家の夏を取り返せということで、沖縄旅行が良い。 妻は下の息子が疲れないようにと箱根あたりの温泉旅行が良い。 お互いの希望が全然かみあわない。嫁は、沖縄の炎天下に六ヵ月の赤ちゃんを連れて行くことは考えられないと言う。僕は嫁の意見を聞き入れるような良いパパではない。なので、「沖縄の炎天下で生まれ育った人もいっぱいおるやん! 安室奈美恵も元気に踊ってるやん!」 と応戦。嫁はあきれた顔をしながら、僕の実家に電話している。嫁は僕が意見を曲げない時に僕の母に意見を求めることがある。電話を片手に、「亮くんのお母さんも、温泉にしなさいって言ってるよ?」 残念なことに、僕はここで母の意見を聞くような出来た息子でもないのだ。「沖縄に行って、魚を見たりヤドカリを捕まえたりしたくない?」 と長男に言い、その気にさせた。嫁も、「温泉に入って、おいしいもの食べて…」 とその気にさせようと頑張るが、長男からすると沖縄の海の方が興味があるようなので、嫁は渋々だったが沖縄旅行に行くことになった。