ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ

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概要

田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ

3 8 子どもの成長は恐ろしく早いです。里帰り中に何が起こるかわかりません。長男がハイハイする様になったのも里帰り中、歩く様になったのも里帰り中。嫁はよく僕に、「一人になれる時間があっていいね。私は二十四時間、一緒」 と言いますが、二十四時間一緒にいるから、初めて寝返りをしたり歩いたりした感動的な瞬間を見られたと考えるべきだと思う。長男が初めて歩いたのは里帰りして二日め。電話でその知らせを聞いた時、嬉しかったけどやっぱり自分の目で見たい気持ちの方が強かったのを覚えています。それから十日くらいして帰って来た時、僕の方にヨチヨチ歩きで向かってくる我が子を見て感動した瞬間、後ろにいた嫁の方にクルッとUターンして戻っていった時の悲しさったらなかったです。僕が知ってる息子はつかまり立ちしか出来なかったのに、歩いただけではなくUターンまで出来るようになっていた。Uターンですよ。これは自分のボディを完璧に操っている証と捉えても過言ではない状態です。「わー三歩、歩いた」 や、「向こうの壁まで歩けるようになった。えらいね?」 等を飛び越して、「おおUターンしよった」