ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
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田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
1 6 6も仕方ないや」みたいな気持ちでやっているようにみえた。 頑張ればどうにかなるんだってことを体験させたかった僕は、弱気になっている長男に、「はじめから上手な人はいない。それを諦めないでやるから出来るようになって行くねんで」 とやる気を出させようとした。「どうせ出来ないよ!」 今からドンドン成長していくのに、どうせと言った事に腹が立ち、「どうせってなんやねん。やる前から出来ないっていうな! 人間やる気になったら、何でもできるんや!」 と言った。長男は叱られてしゅんとしている。このまま終わるのも何なので辺りを見ると、高さ三メートル位の恐竜があったので、「お父さん、あれに乗れると思うか?」 と長男に聞くと首を振った。やる気になれば何でも出来ることを見せつけようと、「じゃ、登ってみるわ!」 と言って恐竜にしがみ付く。財布や携帯が落ちそうになったので長男に持たせた。多少苦労したが、本気になればどうにか頭に抱きついて首をまたぐことが出来た。一六〇センチ位