ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
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田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
1 6 4「その白いのは僕が割る」 と聞こえてきたがケンカをしている訳でも無いし、気にせずに続けた。「白いのは今度は僕だよ!」「まだ一回も白いの割ってないから私!」 気になってシャボン玉が飛んでいく方を見ると、よそのママさんが僕を睨んでいる。その後ろの子どもが割ったシャボン玉から白い煙が出てきたのを見て、我に返った。煙草を吸いながら、片手間にシャボン玉をしていたので煙草の煙入りシャボン玉になっていたのだ。そんな煙が出るシャボン玉が珍しくて、子ども達は集まっていた。慌てて煙草を消して、ママさんに謝って走って帰った。体力は残っていないと思っていたが、走れた。 それから二度と煙草の煙入りシャボン玉はつくっていませんよ。あと、その時にいた子ども達ごめんなさい。 これも嫁が妊娠中の話。 よく通る道沿いの公園に恐竜のオブジェのような遊具がある。その前を通るたびに長男が行ってみたいとせがんでいた。夜からの仕事だったある日のお昼、その公園に行くことにし