ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
- ページ
- 164/176
このページは 田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ の電子ブックに掲載されている164ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ の電子ブックに掲載されている164ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
1 6 2 ちなみに、また、そんなことがあったらキチンと止める様に心がけていますよ。 次男が嫁のお腹にいて長男の遊び相手を僕が担当していた時の話。 長男が四才になって外を走りまわりたい盛りなので、ミニSLやプレイパークがある大きな公園に遊びに行くことにした。その公園は他にもプールやスポーツ施設、交通公園もある為、子ども連れのママさん達はもちろん、犬の散歩に来る人やクラブ活動のトレーニングをする人達もいる。人気の公園だ。 プレイパークで縄を使って木に登ったり滑り台をしたりして遊んだら、今度は交通公園に行き足で漕ぐカートに乗って走りまわる。嫁が妊娠しているので外の遊びが少なかったのかなと思い、とことん長男の遊びに付き合うことを決めた。長男と一緒に丘の上まで走り藪の中を駆け降りる。そしてまた、丘の上まで走り藪の中を駆け降りる。同じことを何度も繰り返す四才児の無尽蔵の体力に驚きながら長男と遊ぶ。とことん遊びに付き合うと決めた一時間後には心が折れていた。 体力を使い果たした僕は、ベンチに座って煙草を吸い、噴水の周りを何周もグルグルとまわっている長男の体力に呆れていた。長男が僕の所まで来て、「お父さん、また木登りしたいから向こうに行こうよ」