ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
- ページ
- 154/176
このページは 田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ の電子ブックに掲載されている154ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ の電子ブックに掲載されている154ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
1 5 2味のなさそうだった嫁と長男ですら見入るほどの存在感がある。従業員さんの案内で飼育されたタンチョウヅルも見せて頂いた。近くで見るとその凛とした姿にさらに感動した。羽を広げれば二メートルを優に超えるタンチョウヅルに威嚇され、焦る息子。予定していなかった特別天然記念物のタンチョウヅルを見られた田村家は大満足でツルセンターを後にした。 車から見える雪世界に興奮しまくりの長男を落ち着かせながら、宿に到着。とても綺麗な和室で窓から阿寒湖が一望出来る部屋に案内された。嫁と息子は寒いのに窓を開け景色を見てはしゃいでいる。腰を下ろす暇もなく、「外に行きたい」 とせがまれ、息子と二人で外へ。見たことのないくらい積もっている雪に飛び込んだ。小一時間位遊んで部屋に帰ると、嫁はもうひと風呂済ませて窓の外の阿寒湖の夕日を眺めていた。僕からは嫁が、「毎日の子育てで疲れている分、この旅行を人一倍、楽しんでやる!」 と阿寒湖の夕日に誓っているように見えた。 しばらくすると、料理が運ばれてきた。北の大地のものや海産物を楽しめるとても素晴ら