ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
- ページ
- 140/176
このページは 田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ の電子ブックに掲載されている140ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ の電子ブックに掲載されている140ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ
1 3 8「フード付いちゃった」「…じゃ、ジーパン」「ね! フードが付いてない服、買ってないでしょ!」 本当にフード付きしか買ってなかった。 今まで、僕は子どもに服を選びに行ってたのではなく、ただフードを選びに行っていたのだ。おそらく僕の前世は、戦時中に防空頭巾がなくて亡くなってしまった人だろう。そうじゃないと納得できない位、田村家にはフードが溢れ返っている。三十八才にもなって、僕の服の七割はフードが付いている。グレーのパーカやグレーのフード付きの服が沢山あることから、僕の前世はねずみ男の可能性も出てきた。 どうも自分のファッションと子どものファッションは自然と似てしまう。子どものファッションは家族で一緒にいる時のバランスも考えないといけないので大変だ。嫁がエレガンス系の服を着ていて、旦那がB -boy系で、子どもがパンクファッションだと意味が分からない。あと、明らかにママさんと子どもはオシャレでパパさんだけ取り残されている感じがするのもチョットいただけない。ウチもそうかもしれないが……。