ブックタイトル田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ

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概要

田村亮のパパ日記 子の背中を見て親は育つ

1 1 4「前来た時に、あれに乗った」 と、初めての僕に自慢してくる。初めは微笑ましかったのだが、何度も自慢してくる長男の姿に器の小ささを感じてしまう。嫁は嫁でダッフィーグッズを買うことに大忙しのようだ。 お昼過ぎまでは次男のディズニーデビューは上手くいっていたのだが、マーメイドラグーンに行ってから状況は変わった。マーメイドラグーンはとても幻想的で床も柔らかくなっているので、子どもを遊ばせるのにはもってこいの場所である。アリエルのプレイグラウンドには比較的、一、二才位の子どもたちが多かったのでそこで遊ぶことにした。 息子達が迷子にならない様に出口近くに座って監視している嫁と、少し離れた僕の間を走りまわる次男。長男はプレイグラウンド内を走りまわっていた。しばらくすると長男にくっついて遊んでいた次男の姿が見えなくなった。心配になり奥の方に行ってみると、お魚達がピュッと口から水を出して床に流れていく遊び場が現れた。嫌な予感がした。 その嫌な予感が当たらないでくれと思いながらもう少し奥に進むと、滝に打たれる修行僧のように水に打たれている次男がいた。キャッキャ、キャッキャ喜んでいる次男は、服を着たままプールで泳いでたの? と聞きたくなる位、ビショビショになっている。「僕は嫁に怒られる」